LPの成約率を44%アップさせた方法

LPのCVRを改善したいとき、どこから手をつけますか? たぶん、ほとんどの人が「ファーストビュー」って答えると思う。
確かに、一番見られる場所だから改善インパクトはデカい。でも、実はもっと簡単で、えげつないほど効果があるのに、ほぼ全員が見逃している場所がある。
LPに限らず、記事LPやYouTube広告でも使える話なので、絶対に最後まで読んだ方がいい。知らないとマジで損します。

「買う気マックスの客」が凝視している場所、知ってる?

結論から言うと、ファーストビューと同じくらい…いや、それ以上に重要なのが『クロージング』の改善です。
「なぜクロージングなのか?」を聞いてみたら、答えはシンプル。 そこが、コンバージョンに最も近く、『買うか、やめるか』を真剣に悩んでいる熱量の高い客が、血眼になって凝視している場所だから。
もっと詳しく話すと、ヒートマップを入れてるなら一発でわかるはずだけど、オファーと申込みボタンの周りは真っ赤になってる。買うかどうか迷ってる客が、最後の安心材料や、背中を押してくれる一言を探して、必死に情報を探している場所がそこなんですよね。
この「買う寸前」の客を取りこぼさないように、クロージングを徹底的に強化する。 この脳みそを手に入れれば、簡単にCVRは改善できるようになります。
というワケで、僕が実際に使っているクロージング改善のためのチェックリストを21個作った。 これに沿って、自分のLPを見直してみてください。

クロージング改善21のチェックリスト

  1. 単体でも売れるくらいの強烈なオファーにする
  1. オファーはPASTORの枠組みで書く
  1. オファー内容はテキストボックスで囲い、目立たせる
  1. 買い手の「これが欲しかったんだ!」という気持ちを先回りして言語化する
  1. 買い手が手に入れたい「理想の未来」を代弁する
  1. クレジットカードのロゴや、SSLなど安全性を証明するマークを明示する
  1. CTAはボタンとテキストリンクの両方を載せる
  1. 返金保証を「なんとなく」で書かない
  1. 返金保証は「証書」の形式にする
  1. 返金保証の中でも、ベネフィットを伝え、売り込みを続ける
  1. 「全額返金保証」という言葉で安心させ、さらにその理由や条件を丁寧に説明する
  1. 返金保証には、責任者の顔出しビデオを入れて「個人」が保証しているように見せる
  1. 返金保証には、責任者の「直筆署名」も載せる
  1. 返金保証は、可能なら「手書き」にする(ただし達筆に限る)
  1. クロージングコピーで、改めて「今すぐ注文すべき理由」を念押しする
  1. ベネフィット、返金保証、権威性、緊急性、希少性など、使える武器は全部使う
  1. 購入手順を「ステップ1、ステップ2…」のように具体的に指示する
  1. 買い手を「賢い選択です」と安心させ、褒める
  1. 注文後に「何が起きるのか(メールが届く、商品が発送される等)」を説明する
  1. LPと注文ページのヘッダーやデザインを統一し、離脱を防ぐ
  1. 注文フォームがスマホやPCで正常に動作するか、必ず自分でテストする

「21個も無理」って思うかもしれないけど、それでいい

「21個も無理」って思うかもしれないけど、それでいい。 正直、このリスト全部をテストするのは、めちゃくちゃ大変。だから、全部やる必要はないです。 でも、たった1個か2個で良いから、絶対にテストした方がいい。
理由は2つある。

1:利益率を"錬金術"レベルで改善できる

ちょっと計算すればわかるんだけど、LP改善ほど即効性があって、利益率をブーストできる施策は他にない。
例えば、CVRが44%改善されるだけで、あなたのビジネスの利益はほぼ2倍になる。半分の22%改善でも利益は1.5倍。たった10%の改善でも利益は1.25倍。こんな効率のいい打ち手、他にありますか?

2:無駄な広告費を垂れ流さずに済む

CVRが改善されれば、同じ広告費で2倍の客が取れるようになる。要は、広告費を半分に節約できるのと同じ。浮いた金でさらに広告を回せば、事業の成長スピードが激烈に速くなる。

ファーストビューをいじるのもいいけど、「買う気マックスの客」が集まるクロージングも忘れずに手をつけるべき。ファーストビューと同じくらい効率が良い改善箇所です。LP改善のインパクトは本当にえげつないので、マジでやった方がいいですよ。
 

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