給料を上げたい人ほど、お金に縁がない理由

「給料を上げたい」。
そう願えば願うほど、逆にお金が遠ざかっていく。 そんな残酷なパラドックスがあるのを、あなたは知っていますか?
特に、キャリアをスタートさせたばかりの若手WEBマーケターは、このワナに面白いほど簡単にハマってしまいます。

あなたは「もらう人」か、「稼ぐ人」か?

「もっと給料を上げたい」と口にする人と、「もっとスキルを身につけたい」と口にする人。 この両者は、一見すると同じ向上心を持っているように見えますが、その意識は天と地ほど違います。
前者は、意識が『報酬』に向いています。 後者は、意識が『価値』に向いています。
報酬を先に求めるのは、典型的な「もらう人」のマインドセットです。 給料という"評価"は、上司の機嫌や会社の業績といった、あなたにはコントロール不可能な変数に左右される、極めて不安定な指標。
その不安定なものを追いかけるから、思い通りにいかないと不満がたまり、成長も止まる。誰かが自分の値段を決めてくれるのを、ただ待っているだけなのです。
一方で、スキルを求めるのは「稼ぐ人」のマインドセットです。 彼らは、まず自分が市場で通用するだけの『価値』そのものになろうとします。
『スキル』という価値は、一度身につければ誰にも奪われない、あなただけの絶対的な資産です。それは、会社という枠を超えて、市場で直接お金に換えられる"戦闘力"そのもの。

給料が上がらないからやらない?ありえません

自分の戦闘力を上げるために、目の前の仕事に没頭する。結果として、報酬は後から勝手についてくることを、彼らは本能で理解しています。

あなたが本当に欲しいのは「エサ」か「武器」か?

もし今、あなたが「給料を上げたい」と強く思っているなら、ここで一つ、自分自身に問い直してみてください。
あなたが本当に欲しいのは、会社から与えられる『給料』という名の"エサ"ですか? それとも、どこへ行っても食いっぱぐれない『稼ぐ力』という名の"武器"ですか?
『稼ぐ力』という武器さえあれば、給料なんてものは後からいくらでもついてきます。 いや、サラリーマンの給料という物差しでは測れないほどの富と、そして何より「自由」が手に入る。

意識を180度変える瞬間

だから、もしあなたが本気で豊かになりたいのなら、今すぐその意識を180度変えるべきです。
「どうすれば給料が上がりますか?」と上司に聞くのをやめ、「どうすれば自分の価値が上がるか?」を自分自身に問い始める。
その瞬間に、あなたのお金の未来は、確実に変わり始めます。
 
 

注目記事


記事一覧